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新・上場予備軍 ‐ シーファイブ

2003/06/13

日経金融新聞
シーファイブ(東京・中央)はマンションなど集合住宅やオフィスビルの高速通信化事業を手掛ける。光ファイバー回線は保有せず、電力系などの回線を借りて包括契約を結んだ物件向けに施工する。3月末時点のマンション契約戸数は15001戸(設置工事済みは4643戸)にのぼる。鈴木利幸社長は通信機器販売会社勤務時に、東京・新宿で日本初となるインターネットマンションの企画を提案した。当時は総合デジタル通信網(ISDN)回線でスモールオフィス・ホームオフィス(SOHO)対応が受けて即日完売。潜在需要の多さを確信し、ブロードバンド(高速大容量)通信の本格化に備えて2000年5月に独立した。光ファイバー回線を低価格で借り、通信速度が最大毎秒100メガビットの高速通信サービスは月額2000円台と低価格で提供する。日本綜合地所やダイナシティなどが主な顧客だ。最近はマンション開発事業者と組んでデータセンターを装備した賃貸オフィスも展開。モデルルーム来場者向けに高速通信体験設備や説明パネルを販売するなど業容を拡大している。2004年3月期の単独経常利益は12900万円、売上高は10億円になる見通し。1-2年内に東証マザーズかジャスダック市場に株式公開し、営業地域拡大に向け資金調達する。

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