2006/11/15
日刊工業新聞
アイホンは07年中にも気象庁の緊急地震速報システムに対応するインタホンを商品化する。IT対応マンション設計・システム構築のシーファイブ(東京都中央区)と連携し、開発・実証試験を実施中。07年春以降の同速報システムの本格運用にあわせ、対応インタホンや関連機器の商品化を目指す。
緊急地震速報システムは震源近くで観測した地震波から各地の震度を瞬時に推定。その情報を地震の大きな揺れが到達する前に発信する。8月に試験運用が始まった。アイホンはこの情報を利用する。
実証試験ではシーファイブの機器で受けた地震速報情報を、既存のマンション向けインタホンに連動させ、音声で警告している。07年中の商品化に向け、画像で情報提供するインタホンや、同速報システムの情報の受信機器を開発する。
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