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揺れる前に地震警報 マンション住民向けに 警備大手CSP

2007/01/23

日本経済新聞
CSP(セントラル警備保障)は今秋にも地震による揺れが到達する前にマンションの住民など契約者に警報で知らせるサービスを始める。気象庁の「緊急地震速報」を活用し、利用者の避難、防災準備に役立てる。大手警備会社では初の試み。
インターネットプロバイダーのシーファイブ(東京・中央、鈴木利幸社長)と連携し、戸別に備え付けられたインターホンを通じて利用者に知らせる。同社がマンション向けにすでに手がけている機械警備「ハイセクトーAW」の付加機能として追加する。
速報から揺れの到達までの時間は震源との距離などによって変わる。気象庁は震源が沿岸から五十キロ、深さ四十キロの海域の場合、震源に最も近い陸上地点でも揺れの到達1~2秒前に情報が提供できると試算。契約はマンション単位とする。警備システムの月間利用料は五十戸のマンションで一戸あたり千二百~千四百円。地震警報システムを追加したときの月間利用料は一世帯あたり二千円以下になる見通し。
気象庁は二〇〇四年二月から地震速報の試験運用を開始。一般市民への提供は早ければ今年八~九月にも解禁される見通し。

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